国際総合ヨガ協会の始まり

◯協会活動の始まりと沖先生
沖正弘先生は、1950年代の後半、閑院の宮様を会長に迎えて、ヨガ愛好者を集めた日本最初のヨガの協会(日本ヨガ協会=1958年創立)の創立に尽力されましたが、協会会員には、ヨガの普及活動の為にヨガを教える人達の協会にしたいという人達が多くでました。それで沖先生が本来目指していた「日本人国際平和奉仕団」の人材を育成するために心身能力を開発するヨガの協会として発展させたい、という沖先生の意見の違いから、創設後は日本ヨガ協会からは離れられました。それで、後に求道ヨガの修行を中心にし、国際的に平和運動、奉仕活動ができる人材の育成機関として、ヨガ修道場を創立されることにつながりました。

◯国際的なヨガの大会に沖先生が招かれる
1970年代までは、ヨガのグループで国際的に活動する団体がなかったのですが、70年代に入り、60年代にロサンゼルス等で講習されていた時に出された沖先生の英語の本に出会った欧米人たちが日本に来るようになり始め、またヨガ指導者のグループからは、教えに来てほしいという要請が来るようになりました。そして、1974年には国際ヨガ指導者協会(=[International Yoga Teachers Association (I.Y.T.A)のブラジル大会に招かれ、78年には南アフリカ(1978年第5回)大会に招かれました。この南ア大会には、現在の私達の協会会員では、珠数泰夫先生や鳥井海仙先生が同行されました。龍村はこの時は道場で事務的なことも行っており、南ア行きの航空券の手配等もしましたが、60万円近く航空券がしたのを覚えています。
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◯日本でヨガの大会が行われることになる国際総合ヨガ世界大会
そして、その南アフリカ大会の後に、次回は日本で開催してくれないか?という申し出があり、沖先生はそれを受けられ、沖ヨガ会員が国際的な視野を持つ良いチャンスだし、日本のヨガ普及にも役立つ、という観点から、会員に呼び掛けるように私達研修生に指示がありました。それで、沖ヨガ修道場から、沖ヨガの主たる会員に呼び掛けて会議をして、この申し出を受けることになりました。そしてこの世界大会を実施する団体として、1979年に国際総合ヨガ日本協会を設立することになり、創設会長に沖先生をお願いし、主たる協会会員、理事は沖ヨガの幹部会員がなりました。また、世界大会の会長として根本龍太郎衆議院議員にお願いし、実行委員長に珠数泰夫氏、事務局長に龍村修がつきました。協会設立の1年後、1980年春に第6回国際ヨガ指導者協会総会、第1回国際総合ヨガ世界大会の名称で、行うことが決まったのでした。

(続く)