【講師コラム:山口紀恵子】生きがい講座-沖ヨガは生きているー

その日は、室蘭市が主催する障害者のための「生きがい講座」平成23年度の最終日でした。三年目終了です。「来年度はどなたが見えるか解りませんがヨガを続けて下さい。どこで会ってもお互いに声をかけ合いましょう!」と挨拶致しました。その途端びっくりした様子で「別の方のヨガなら受講したくありません」との声があがり、その中の一人が早速事務所へかけ合い、結局次年度も続行という事になりました。何故・・・?沖ヨガの内容が良いからと云う事のようです。「今、この様なお話を聞く機会が少ないので楽しみなのです。だから続けて下さい。」と。直接そのような事を聞いて(私自身障害から始めたヨガ人生でしたから)嬉しくて、続けてきて意味があったと、又喜んで頂ける幸せを今噛みしめております。視力障、聴力障害、脳梗塞、パーキンソン脳性マヒの人達に、盲人ガイド、手話通訳の方々が加わり20名になります。身体の方は思うように動くことは出来ませんので心の部分が中心となります。

「感謝・懺悔・下座・奉仕・愛行」「断捨離」「修・破・離」「修正法」「呼吸法」とらわれない、ひっかからない。こだわらない、など。この様な言語(ことば)が新鮮に感じられるようです。講座終了間際、突然ろうあ者の鈴木さんから「センセイ!4ガツノ ケッコン50シュウネン オメデトウゴザイマス」と花束を戴きました。どうして知っていたのか不思議でしたが、昨年私が話していたようで、しっかり覚えて下さって、一人一人がお金を出し合ってのことだと聞き、この思いがけない暖かいサプライズが最高に嬉しくて感激で泣きました。―心がひとつになった瞬間でした―

現在、全国の仲間が沖ヨガを残そうとNPOを立ちあげ日々努力しております。二年間、私も理事として北海道~東京日帰り理事会に出席させて頂きました。今が一番大切な時期を迎えていることを強く感じております。

3.11の大災害から「絆」という一文字が選ばれました。言葉だけが一人歩きしないよう、風化されないよう、心して行かなければならないと思います。「絆から結へ」東北観光博が始まりました。残り41都道府県へのメッセージです。

ヨガの語源は「結ぶ」ということを思い起こして目的に向かって話合い、力を出し合って社会貢献出来る協会に育てていきましょう。

合掌
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