第5回協会合宿 in 琵琶湖 の開催報告

第5回協会合宿を5月18日(金)~20日(日)の日程で、琵琶湖ほとりのKKRホテルびわこにて開催しました。
関西の方を中心に、全国から約100名の参加を頂いて、会場のスペースが足りるのか嬉しい心配をしつつの開始でしたが、特にケガなどの事故もなく、無事に終了することができました。
画像の説明

これこそ天の惠か、開催3日間すべて快晴が続き、琵琶湖に面した会場は始終気持ちのよい光と風につつまれていました。
私個人は琵琶湖のほとりまで行ったのが初めてで、湖がこんなに開放的な感じたとは思っていませんでした。この一角の風景を見ると、ココは日本?というくらいのリゾート感に溢れていませんか。
画像の説明

今回のテーマは「生きている教育 ―未来を拓く子どもたち―」。
昨年の東北大震災の復興も徐々に進んでいますが、阪神・淡路大震災を経験した方を招いて、子供たちの教育を中心に震災から学んだことを共有し、これからの社会のあり方を考えていく内容としました。

特別講演の高野孝子さんは、自然体験を通した教育を行うNPO法人エコプラスの代表です。グアム沖のヤップ島の人たちと生活を共にし、人びとや周囲の環境と繋がることを学び、子供の成長を促す体験キャンプの紹介。ご自身の住んでいる新潟県魚沼市のすばらしい自然や、昨年夏の台風による土砂災害の体験などをお話いただきました。ヤップ島体験は、普通の旅行ではできないような実体験ができるそうで、学生を中心としたキャンプですのでムリなのですが、できるなら私も参加してみたい!型にはめない根本的な人間教育は現代に生きるすべての人に必要だと感じました。

画像の説明

NPO法人日本ヨガ連盟の代表理事となられる宇部実智子さんは、「『生き抜く力』を育てたい ~フィールドレクリエーション親子ヨガへの取り組み~」という題で講演していただきました。参加者からは、「未来を担う子供たちへもヨガ活動が普及していて嬉しかった。自然の中で体験を通して学ぶ大切さ。簡単な遊 びの中で知恵・充実感をもたせ、教えるのがすごいと思った。」、「震災を通して多くの学びと体験をされた宇部先生の話は阪神大震災を体験した私にも胸に迫るものがあった。 大切な自然と共存していける社会を作っていきたい。」、「シュタイナー・モンテッソーリ・七田眞に学びそれに沖ヨガ『生きている教育』をプラスした点。『子供の教育 によって大人自身も教育される』というヨガの考え方を知ったとのこと。ヨガの総合性を改めて確認した。」といった意見をいただきました。
日本ヨガ連盟はヨガの指導者を育成するだけでなく、指導者の派遣事業を積極的に行なって公益的な活動を広げているNPO法人です。今後もいろいろな面で協力して相互に活動の幅を広げていきたいと思います。

画像の説明

山形の小黒澤子忻さんは、古くから沖ヨガにかかわりお寺の住職として活動されています。東日本大震災では、そのお寺の目前まで津波が迫ったものの、お寺は被災をまぬがれました。しかし、被災していない側の被災地域の住民として、その場に居なければ想像できないような状況を体験され、実に生々しい貴重なお話をいただきました。ご自身、長く話すのは得意ではないと仰っておられましたが、飾らない言葉には非常に重みがありました。

画像の説明

今回の合宿は関西地域での開催でしたので、阪神・淡路大震災を体験された方、東日本大震災を体験された方を交えてパネルディスカッションを行ないました。
皆さん口々におっしゃるのは、被災の悲惨さではなく、その後の人びとの優しさや、本物の支援の大切さでした。それらは、どんな体験をしても、人にはそれを乗り越え、それに学ぶ力があるということではないかと思いました。体験をとおして、それに押しつぶされるのではなく、その後の人生に生かしているという皆さんのお話には、大きな力をいただいた気がしました。

画像の説明

台湾からは、前回も参加していただいた台湾沖道瑜伽會の張廷禎理事長、楊増江さんを中心に11名ものご参加をいただきました。張理事長の講義では、筋肉質の体には考えられないような柔軟なアサナを見せていただき、改めて自分の進歩のなさを感じずにはいられませんでした・・・。合宿中でも朝4時からご自分のためのアサナを休むこと無く、その姿勢には本当に刺激を受けました。
10月には台湾沖道瑜伽會の恒例の合宿である秋季營が開催されるとのことです。ヨガ交流だけでなく、震災支援でも大変お世話になっている台湾を体験しに、是非皆さんにも日本から参加していただきたいと思います。

画像の説明

また今回の合宿では、次代への引き継ぎを徐々に果たすべく、毎回のように講義していただいていた講師の先生方の講座を減らし、各地域で長く指導をされている先生や、初参加の会員の方にも講師を担当していただきました。新たな試みなので、参加者の方々の感想は気になりましたが、初めて受けた先生の講座に喜ばれているご意見が多く、全体的にバランスのとれた構成になったのではないかと思います。

画像の説明

運営側として、毎回のように思うことは、準備不足ではなかったか、不手際はなかったかという不安なことばかりなのです。しかし今回も参加者の皆様のご協力をいただき、大変まとまった形で終えることができた感じています。当方の準備不足や不手際はすべてその場にいる方々の機転によってカバーして頂きました。

いろいろとお手数、ご迷惑をおかけしたお詫びとともに、参加いただいた皆様への大きな感謝を感じています。
どうもありがとうございました。

また来年も楽しく学べる合宿を企画させていただきますので、是非ご参加のほどよろしくお願い致します。